「YouTube」動画の保存/変換が可能なNAS

パーソナルユースのNAS製品がちらほらと店頭に出始めたと思ったら、こんな商品が発売されたんですね。

それにしても、PC製品の開発の方向性になるほどYouTubeの認知度は高くなったんですね。
さらにipodへの自動転送など、Ipodも。

ここまで市場を広げることができる製品というのも、なかなかないのではないかと思いますが。

事実、私も両方のヘビーユーザであり、現在500GB近くある自宅PCのハードディスクはほぼ満タン状態です。


 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、動画共有サー
ビス「YouTube」の動画を、1クリックでダウンロードし、iPodやPSP、PS3、Wiiなどで楽しめるというネットワークHDD
「DigiJuke」を5月1日に発売する。容量500GBの「MZK-NAS01SG05」と、1TBの「MZK-NAS02SG1T」を用意。価格は
どちらもオープンプライス。直販価格は500GBが34,800円、1TBが54,799円。

500GBモデル

 LAN接続のHDDと、PC用ソフトウェア「動画万能」がセットになった製品。動画万能は、YouTubeの動画を1クリックで「DigiJuke」に
保存することができるほか、DLNA配信用にMPEG-2に、iPod、iPod
touch、PSPでの再生用にMPEG-4へのフォーマット変換も可能。動画非対応のiPod用にMP3の音声ファイルに変換して保存する機能も備えて
いる。また、いずれの形式を選択した場合も、Wiiのインターネットチャンネルで再生できるFLV形式のファイルが自動保存される。

 ダウンロードした動画は、DLNA対応テレビなどで視聴できるほか、iPod転送用にiTunesへの自動登録も可能。WiiやPS3からも再生でき
る。今後はYouTubeだけでなく、他の動画ポータルサイトや、BitTorrentにも対応予定。外出先からダウンロードしたい動画を携帯電話で検索
し、自宅の「DigiJuke」に保存させる機能も追加予定だという。

 対応OSはWindows
2000/XP/Vista。なお、ダウンロードした動画を保存できるのは「DigiJuke」のHDDのみで、PCのHDDや他社製のNASには保存で
きないという。また、上記の2モデルは4月28日の段階ですでに直販が開始されているが、動画万能を使用するためには、5月1日公開予定の「動画万能対応
ファームウェア」を適用する必要がある。

 LANポートは1000BASE-Tに対応し、2個のポートを用意。ハードウェアRAIDにも対応し、ストライピング/ミラーリングも行なえる。USB
ポートも備えており、HDDの増設も可能。接続したUSB
HDDやUSBメモリにワンタッチでデータをコピーする機能も用意。DLNAサーバー機能や、iTunesサーバーとしても動作するほか、NAS単体での
http/FTP、BitTorrentのダウンロード機能も備えている。

 外形寸法とHDDを省いた重量は、500GBモデルが50×188×165mm(幅×奥行き×高さ)で900g。1TBモデルは77×188×165mm(同)で1.2kg。内蔵HDDは3.5インチのシリアルATA接続で、交換も手軽に行なえるという。