ブラック会社に勤めているんだが、俺はもう限界かもしれない を読んでみた

読んでみた感想です。

この本は、これから社会人になろうという人、ニーとな人たちに読んでもらいたい本でした、

特にプログラマやSEを目指している人達に読んでもらいたい。

プログラマやSEの仕事が大変かというと偏見となるかもしれない。

他の職種にも大変な面があるとは思う。

しかし、私も同じSEとしての視点からしか感想は言えないので、その点は了承してもらいたいです。

スレ主はブラック会社ということで、会社が特殊だという表現をしているが、実際のところシステム会社というのは、全てブラック会社と言っても過言ではないと思う。

特に中小のシステム会社はブラック会社と思っていて間違いないかもしれない。

ただ、本にあるような人間がそろっていることはないと思うが。

いや、現実はもっとひどいような気もする。

特に、プログラマ・SEという職種に就く人間は少しズレている人が多い。

私も例にもれず、どこかズレている。

そんな人間関係の中で、仕事を遂行するという現実をどう過ごすか。

やはり、会社というのは仕事の内容もそうだが、人間関係が一番大切だと思う。

さて、作中に出てくる藤田さんという人物がいるのだが、この人は本当に「ネ申」である。

スレ主が、ブラック会社でやっていけるのも、ブラック会社が運営できるのも藤田さんのおかげだろう。どこのブラック会社にも、こういう人物がいるのだろうか。

冒頭では、これから仕事に就くという人に読んでもらいたいと書いたが、私自身参考になる点があった。

それは、人間関係のやりかたと人材育成について私は参考になった。

作中に2人の社員が登場するわけだた、タイプの全く違う二人をタイプの違う二人の教育者が担当するわけだが、人それぞれ教育方法があるということがよく分かった。

10人いれば、10通りの教育の方法があるということだ。

そういう点では、現在仕事に就いている人にも読んでもらいたい。

最後に、ブラック会社だからなどという理由で辞めるのは間違いだと思う。

そして、どんな状況においても精一杯自分自身のできることをする。これが大切だと思った。

本自体は、スレ形式でまとめられているので分かりやすく、そしてスレを読んでいる感覚で読めるのであっというまに読めてしまう。興味があれば、一読の価値はあると思いますよ。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない